6月16日の誕生花『ベロニカ(花言葉→忠実、名誉)』について

6月16日の誕生花『ベロニカ(花言葉→忠実、名誉)』について

ベロニカってどんな花？

ベロニカは、オオバコ科ベロニカ属の耐寒性多年草です。日本には、ベロニカ・アキリス、ベロニカ・アルペンシス、ベロニカ・オフィキナリス、ベロニカ・ペリシャーなどの種が生育しています。グランドカバーや鉢植え、花壇など、さまざまな用途で楽しまれている花です。

ベロニカの特徴は、小さな花が穂状に咲くことです。花色は青、紫、白、ピンクなどさまざまです。花言葉は「忠実、名誉」で、誠実な愛情や尊敬を表す花として人気があります。

ベロニカの育て方は比較的簡単です。水はけの良い土を好み、日当たりの良い場所を好んで生育します。肥料は、春と秋に与えれば十分です。

ベロニカは、病害虫に強く、丈夫な花です。初心者でも育てやすく、長く楽しむことができます。

ベロニカの魅力と特徴

ベロニカは、6月16日の誕生花で、その花言葉は「忠実」と「名誉」です。ベロニカは、ヨーロッパ原産のゴマノハグサ科の多年草で、世界中に約500種が分布しています。日本では、北海道から九州まで全国各地で見ることができます。

ベロニカの魅力の一つは、その清楚な美しさです。花は小さく可憐で、青、紫、白、ピンクなどさまざまな色があります。また、花期が長く、春から秋まで花を咲かせます。ベロニカは、花壇や鉢植え、切り花としても楽しむことができます。

ベロニカのもう一つの魅力は、その育てやすさです。ベロニカは、日当たりのよい場所を好みますが、半日陰でも育てることができます。水はけのよい土が適しており、肥料はあまり必要ありません。ベロニカは、病気や害虫にも強いので、初心者にもおすすめです。

ベロニカの花言葉と由来

ベロニカの花言葉は「忠実」「名誉」です。この花言葉は、聖ベロニカに由来しています。聖ベロニカは、十字架を背負ってゴルゴタの丘に登るイエス・キリストの額の汗をぬぐった女性です。そのとき、イエスの顔の血と汗がベロニカの布に転写されたとされ、この布は「聖ベロニカのハンカチ」と呼ばれています。「忠実」とは、聖ベロニカがイエス・キリストに仕えたことを表しており、「名誉」とは、イエス・キリストの顔にふれたという栄誉を讃えたものです。

ベロニカの花言葉にまつわるエピソード

6月16日の誕生花「ベロニカ(花言葉→忠実、名誉)」にまつわるエピソードとして、古代ギリシャ神話に登場するポリュデウケスとカストルという双子にまつわる話が伝わっています。二人はとても親しく、いつも一緒に行動していました。ある日、ポリュデウケスが天に召されると、カストルは兄の死を悲しみ、自ら命を絶ってしまいます。そして、ポリュデウケスを悼み、カストルの墓にベロニカの花が咲いたと伝えられています。

このエピソードから、ベロニカの花言葉が「忠実、名誉」となったとされています。ベロニカは、忠実でその死を悼み、また、兄の死を悼むカストルの名誉をたたえて咲いた花であると考えられています。

ベロニカの育て方と注意点

ベロニカの育て方と注意点

ベロニカは日当たりがよく、水はけの良い場所を好みます。乾燥に強く、あまり水をあげすぎると根腐れを起こすことがあります。

肥料は春と秋に与えます。肥料を与えすぎると徒長するので注意しましょう。

剪定は花後に行います。剪定することで、株をコンパクトに保ち、花つきをよくすることができます。

注意点は、ベロニカはアブラムシやハダニが発生しやすいです。定期的に薬剤を散布して駆除しましょう。