6月22日の誕生花『スイカズラ』花言葉と由来

花言葉を知りたい
先生、6月22日の誕生花の名前と花言葉を教えてください。

花言葉研究家
6月22日の誕生花は『スイカズラ』です。花言葉は『愛の絆』と『献身的な愛』です。

花言葉を知りたい
スイカズラの花はどんな花ですか?

花言葉研究家
スイカズラの実は、最初は緑色をしていて、熟すと赤や黒に変化します。花は、最初は白っぽい色をしていて、だんだんピンクや赤に変化します。花の形状は、筒状で、先が5つに裂けています。
スイカズラの基本情報

スイカズラは、世界中の温帯から亜熱帯地域に生息する木本性または草本性の植物です。木本性のスイカズラはつる性植物で、長さ10メートルにもなるものがあります。草本性のスイカズラは、高さ1メートル程度に生長します。スイカズラの葉は、楕円形で対生しています。花は、白色、黄色、ピンク色、赤色など様々な色があり、筒状の花冠が特徴です。スイカズラの実は、球形で、熟すと黒色になります。スイカズラは、観賞用としてだけでなく、薬用としても利用されています。スイカズラの実は、解熱、鎮痛、抗菌などの効果があるとされています。
スイカズラの歴史と由来

小見出し スイカズラの歴史と由来
スイカズラは、古くから愛されてきた花です。中国では、紀元前500年頃にはすでに栽培されていた記録が残っています。日本には、平安時代初期に中国から伝わってきたとされています。平安時代の貴族の間では、スイカズラを香料として使うのが流行しました。スイカズラの香りは、甘く爽やかで、心を落ち着かせる効果があると言われています。
スイカズラは、つる性の植物で、非常に丈夫です。日当たりと水はけの良い場所であれば、どこでも育てることができます。花は、6月から7月にかけて咲きます。花の色は、白、ピンク、黄色など、さまざまです。スイカズラは、蜜を多く含む花なので、ミツバチやチョウなどの昆虫に好まれます。また、実を食べる鳥類もいます。
スイカズラの花言葉は、「愛の告白」や「永遠の愛」です。これは、スイカズラの花が、長く咲き続けることから由来しています。また、スイカズラの花の香りには、人を惹きつける効果があると言われています。そのため、愛の告白にスイカズラの花を贈るカップルも多いそうです。
スイカズラの花言葉とその意味

スイカズラの花言葉は、献身的な愛、忠実な愛、永遠の愛情、絆、信頼です。これらの花言葉は、スイカズラのつるが絡み合い、お互いを支え合う姿からきています。また、スイカズラの花は、夜になると強い香りを放つことから、「夜の女王」とも呼ばれています。このことから、スイカズラは、情熱的で献身的な愛の象徴とされています。
スイカズラの由来は、ギリシャ神話に由来しています。ギリシャ神話の女神・ヘラは、夫であるゼウスが他の女性と浮気をしたことに怒り、ゼウスの子供を殺してしまいます。ヘラは、自分の罪を償うために、スイカズラを育てました。スイカズラの花は、ヘラの涙から生まれたと言われており、ヘラの献身的な愛の象徴とされています。
スイカズラは、日本でも古くから親しまれている花です。万葉集にも、スイカズラを詠んだ歌が数多く収められています。スイカズラは、その美しい花と甘い香りに癒される花として、人々から愛されています。
スイカズラの効能と利用方法

スイカズラの効能と利用方法
スイカズラは、日本を始め、世界中の温帯地域に広く分布している多年草です。その花は、6月から7月にかけて咲く、白色または黄色の小花で、甘く強い香りを放ちます。スイカズラは、その花の美しさや香りだけでなく、その効能でも知られています。
スイカズラの効能としては、まず、解熱作用や抗菌作用があり、風邪やインフルエンザなどの感染症を予防・緩和するのに役立ちます。また、スイカズラは、利尿作用や整腸作用もあり、むくみや便秘の改善にも効果的です。さらに、スイカズラには、抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぎ、がん予防にも役立つとされています。
スイカズラは、民間薬として古くから利用されており、その利用方法はさまざまです。スイカズラの葉や花を乾燥させたものを煎じて飲むことで、解熱や利尿作用を得ることができます。また、スイカズラの葉や花を入浴剤として使用することで、肌荒れや疲労回復に効果を発揮します。さらに、スイカズラの花を化粧水として使用することで、美肌効果を得ることができます。
スイカズラを使った料理レシピ

スイカズラを使った料理レシピ
スイカズラは花だけでなく、その実も食用にすることができます。実は、エディブルフラワーとしてサラダやデザートのトッピングにしたり、ジャムやゼリーにしたりして楽しむことができます。また、スイカズラの実は、焼酎やワインに漬け込んでリキュールにすることもできます。
スイカズラを使った料理レシピをご紹介します。
-*スイカズラの天ぷら-*
スイカズラの花 10~12個
小麦粉 100g
水 100ml
塩 小さじ1/2
油 適量
1. スイカズラの花は、水洗いして水気を切っておきます。
2. ボウルに小麦粉、水、塩を入れて混ぜ合わせます。
3. スイカズラの花に2の衣を付けて、180度に熱した油で揚げます。
4. きつね色になったら油から取り出し、塩を振って完成です。
-*スイカズラのゼリー-*
スイカズラの果汁 200ml
砂糖 100g
粉ゼラチン 5g
水 50ml
1. 粉ゼラチンを水でふやかしておきます。
2. スイカズラの果汁は、砂糖と鍋に入れて、弱火で煮詰めます。
3. 煮詰まったら、1のゼラチンを加えて溶かします。
4. 3を容器に流し入れて、冷蔵庫で冷やし固めます。
5. 固まったら、お好みの大きさにカットして完成です。
-*スイカズラの焼酎漬け-*
スイカズラの果実 200g
焼酎 1L
氷砂糖 200g
1. スイカズラの果実は、水洗いして水気を切っておきます。
2. 瓶にスイカズラの果実と氷砂糖を入れます。
3. そこに焼酎を注ぎ、蓋をして冷暗所で1ヶ月ほど寝かせます。
4. 1ヶ月経ったら、濾して完成です。
これらのレシピは、スイカズラの花と実を存分に味わうことができます。ぜひ、試してみてくださいね。
