菊の花言葉『破れた恋』の意味や由来

花言葉を知りたい
「菊」の花言葉、破れた恋とはどういう意味ですか?

花言葉研究家
破れた恋の花言葉は、菊の花が散りやすいことに由来しています。菊の花が散りやすい様を、恋が破れたときに、2人が別れてしまうことに例えたのだと思います。

花言葉を知りたい
なるほど。菊の花は、もともと花もちがよくないのですね。

花言葉研究家
そうです。菊の花は、もともと花もちがよくないので、すぐに散ってしまいます。そのため、菊の花は、破れた恋の花言葉になっているのだと思います。
菊の花言葉『破れた恋』の由来

菊の花言葉「破れた恋」の由来
菊の花言葉には、「破れた恋」という悲しい意味があります。この花言葉の由来は、いくつかの説があるようです。ひとつの説は、菊の花が秋に咲くことから、夏の終わりと秋の訪れを感じさせる花であることから、別れのイメージが強くなったというものです。夏の恋が終わり、秋の訪れとともに恋が破れてしまったことを象徴していると言われています。
もうひとつの説は、菊の花の持つ色合いから来ているというものです。菊の花には、赤、白、黄色、紫などさまざまな色がありますが、特に白と黄色の菊の花が「破れた恋」の花言葉を持っています。白は純潔や清らかさを表し、黄色は嫉妬や裏切りを象徴する色です。この2色が混ざり合うことで、破れた恋を象徴する花言葉が生まれたと言われています。
また、菊の花言葉は、中国の故事に由来しているという説もあります。その故事とは、中国の皇帝が菊の花を愛し、菊の花を自分の庭に植えたというものです。ところが、その菊の花が盗まれてしまい、皇帝は非常に悲しんだそうです。皇帝の悲しみが花言葉に込められたと言われています。
菊の花言葉『破れた恋』に由来する花伝説

菊の花言葉『破れた恋』に由来する花伝説
菊は高貴な花として愛されており、皇室の紋章にもなっています。しかし、菊には『破れた恋』という花言葉があり、その由来には悲しい伝説があります。
昔、京都に住む一人の美しい娘がいました。娘の名前は菊乃といい、彼女は菊の花をこよなく愛していました。ある日、菊乃は森の中で一人の青年と出会い、恋に落ちました。しかし、青年の家は貧しく、菊乃の両親は二人の結婚を許しませんでした。
菊乃と青年は、二人の愛を貫くために駆け落ちすることを決意しました。しかし、彼らの駆け落ちを知った菊乃の父親は、家来たちに二人を追いかけさせました。家来たちは、菊乃と青年を森の中で見つけ、青年を殺してしまいました。菊乃は、青年の死を悲しみ、森の中で泣き続けました。
すると、菊乃の涙が菊の花に落ち、菊の花は真っ白に染まりました。その花は、菊乃の純粋な愛と、悲しみの涙によって生まれた花だと言われています。そして、この花は『破れた恋』という花言葉を持つようになりました。
菊の花言葉『破れた恋』に関連した文学作品

菊の花言葉を『破れた恋』と表現されるのは、その花姿の儚さに由来します。菊の花は秋に咲く花で、花びらが散りやすいことから、恋の終わりや破局を連想させます。また、菊は仏花として使われることもあり、死や別れを象徴する花とされています。
菊の花言葉『破れた恋』に関連した文学作品としては、夏目漱石の『草枕』が挙げられます。この小説では、主人公の画家が、温泉宿で出会った女性と恋に落ちます。しかし、その恋は叶わず、主人公は失恋してしまいます。その際に、主人公は菊の花を眺めながら、失われた恋を思い起こします。
菊の花言葉『破れた恋』は、儚く、切ない恋を象徴しています。その花言葉に関連した文学作品を読むことで、恋の美しさや悲しみをより深く理解することができるでしょう。
菊の花言葉『破れた恋』の豆知識

菊の花言葉「破れた恋」は、菊の花がもつ寂しげな印象に由来するといわれる。菊は秋の始まりに咲く花で、その美しさと儚さで知られている。また、菊は古くから日本では親しまれており、仏花や供花にも用いられている。その寂しげな印象が、愛する人に振られた後の悲しさと重なり、「破れた恋」という花言葉が生まれた。
菊の花言葉「破れた恋」には、他にも由来があると伝えられている。平安時代の悲恋物語「源氏物語」を題材に描かれた能の作品「菊慈童」がそのひとつだ。この物語では、菊の露に宿る亡霊が主人公の男に恋をするが、その男は菊の露を知らぬまま亡くなってしまったという。その悲しい恋から、菊の花言葉「破れた恋」が生まれたという説もある。
さらに、菊の花言葉「破れた恋」には、運命のいたずらによって叶わぬ恋を表現しているという説もある。菊は秋の訪れを告げる花として知られているが、秋は恋が終わりを迎える季節と捉えられている。その時期に咲く菊の花には、運命のいたずらによって恋が叶わないという悲しいニュアンスが含まれているという説だ。
